京都市動物園は、日本の歴史ある文化都市である京都に位置する、多彩な動物たちが暮らす魅力的な場所です。園内は小ぶりながら、訪れる人々に自然との調和を感じさせ、教育的な要素も充実しています。
今回は、京都市動物園の概要や特徴、そしてその中で出会える興味深い動物たちに焦点を当てて、2・3歳の兄弟を連れて行った時の詳細なレポートをお届けいたします。
京都市動物園の概要
京都市動物園は、1903年に開園され、以来多くの人々に親しまれてきました。
園内は京都市左京区に広がり、四季折々の美しい自然に囲まれています。
入園料は750円と手頃な価格で、観光や家族連れにも人気のスポットとなっています。
動物園はその歴史的背景からも興味深いものであり、訪れる者に文化と自然を同時に楽しむ機会を提供しています。
園内はバリアフリー化も進んでおり、車椅子やベビーカーでもスムーズに動き回ることができるようになっています。また、各エリアにはベンチや休憩スペースも設けられており、家族連れや老若男女を問わず快適な時間を過ごせます。
教育プログラムとイベント
京都市動物園は、単なる娯楽の場だけでなく、教育の場としても位置づけられています。
園内には動物たちの生態や環境に関する解説が豊富にあり、学び舎では様々なワークショップや講座が開催されています。特に子供たちに対しては、動物への理解を深め、自然への興味を促進するプログラムが多く展開されています。
また、季節ごとに様々なイベントが開催され、特定の動物に焦点を当てた展示やショーが行われます。これらのイベントは地元住民や観光客にとって、常に新しい発見や驚きを提供してくれます。
訪れる際のアクセスと注意点
京都市動物園へのアクセスは公共交通機関が便利で、地下鉄やバスを利用することができます。また、自家用車を利用する際には岡崎公園に駐車場も完備されているため、アクセスには困りません。
訪れる際には、動物たちの安全や健康のために一定のルールがあります。
例えば、動物に餌を与えることや、エリアを跨ぐことは禁止されています。これらのルールを守りつつ、自然と動物たちと触れ合うことができるので、心地よいひとときを過ごすことができます。
京都市動物園に2~3歳児を連れて行った結果
結論、京都市動物園は2~3歳児でも十分に楽しめるでしたので、連れていくことをおすすめします。
所要時間も、一時間半程度なので、子供の体力も持つ範囲かと思います。
京都市動物園へのアクセスについて
公共交通機関を利用する場合、バスと地下鉄が便利です。
今回は地下鉄東西線の蹴上駅から徒歩で向かいました。
蹴上駅は京都市営地下鉄東西線の駅で、京都駅方面からですと、烏丸御池で乗り換え、滋賀方面からだと山科で乗り換えてアクセス可能です。車両は少し狭めなので注意が必要です。ベビーカーを使用するときは混雑する時間をさけるとよいかと思います。
私たちは山科駅から乗り換え、蹴上駅に向かいました。山科側からだと、先頭車両側が蹴上駅のエレベーター、エスカレーターに近いので便利です。蹴上駅は地下4階なので、階段はきついと思います。
蹴上駅のホームからエレベーターに乗り、地上に向かってはエスカレーターに乗りました。
こちらも細めのエスカレーターなので注意してください。
地上に出ると看板があるので、それに沿って北上していくことになります。蹴上インクライン(桜の名所)や南禅寺の前を通り過ぎると、京都市動物園に到着です。蹴上からだと、東側ゲートからとなり、京都市動物園のメインゲートとは反対側の入り口となります。
京都市動物園での過ごし方について(小雨)
私たちが京都市動物園に訪れた際は小雨でした(曇りの予報だったのに・・・)
京都市動物園の東側ゲートから入場すると、エミューのエリアがすぐにあります。
朝で寒かったこともあって、エミューは比較的おとなしかったです。クジャク、タンチョウも同じエリアにいます。
2月で寒かったこともあってすぐに熱帯動物館に逃げ込みました。
京都市動物園の熱帯動物館
熱帯動物館は常に暖かくされていて、リクガメやアオダイショウ、ナマケモノなどが見れます。
特に触れ合いができるわけではないですが、泳ぐカメの姿に2歳の次男はテンションが上がっていました。
3歳の長男はあまり動物自体に関心がなさそうで、そんなに観察している様子はなかったですが、
子供がくぐれるへびあな?でくぐって遊んでいました。
京都市動物園の遊園地エリア
京都市動物園には小さな遊園地エリアがあり、日本で二番目に古い観覧車に乗ることができます。
こちらでは、専用コインを200円で購入して各遊具を使用します。昔デパートの屋上にあったようなバッテリーカーも一回200円(保護者込み)で乗車可能なので、リーズナブルです。
未就学児だと十分に楽しめますが、小学生以上には微妙かも?というエリアです
京都市動物園の「おとぎの国」エリア
京都市動物園の中には「おとぎの国」と呼ばれるエリアがあり、動物たちとの触れ合いが楽しめます。
動物園自体は9時からオープンしていますが、こちらのふれあいコーナーは10時からオープンでした。
雨天中止の記載がありましたが、どうやら小雨ではオープンしてくれるようでした。
ヤギ、ヒツジ、うさぎとのふれあいが楽しめます。
ヤギは水が苦手なので、屋根があるところに密集していました。
2歳の次男はすべてのヤギを順番に撫でて楽しんでいました。
京都市動物園のメイン動物
京都市動物園のメインの動物は?と聞かれるとおそらく、トラ、キリン、ゾウの3種類かと思います。
有名なところでは、チンパンジーやシマウマなどもおり、いわゆる動物園にいそうな動物は一通り、そろっていると思います。
特にキリンは間近で見ることができるのでお勧めです。
また、階段を上ると、上からキリンやシマウマを見ることができるのでそちらもおすすめです。
2歳の次男はキリンとゾウに夢中になっていました。
雨天時の注意点
京都市動物園はほとんど外で屋根のないエリアなので、雨天時は雨具が必須になります。
傘は借りれるようでした(詳細不明です。すみません)
京都市動物園でのショッピング・食事
京都市動物園でのショッピングですが、ほかの動物園に比べて、買い物できる場所は二か所しかなく、少ない印象があります。無駄にお金を使わなくて済みますが、お土産選びを楽しみたい方には物足りないかもしれません。
食事は「ひな野」で摂ることができます。野菜中心のバイキングで、ポテトやコロッケもあるので、
2~3歳児でも十分に食べることができました(有料です)
ちょっとしたカフェもあるようですが、今回は見ていません。
まとめ
京都市動物園は、歴史ある京都の中で自然と共に共存し、多くの人々に喜ばれています。
様々な動物たちが生息し、季節ごとに変化する風景と共に訪れる者を楽しませてくれます。教育的な要素も豊富に取り入れられており、家族連れや学校の遠足に最適なスポットとなっています。
緑豊かな環境の中で、動物たちと触れ合いながら自然への尊敬の念を深めることができる京都市動物園は、ぜひ一度訪れる価値があります。園内でのひとときは、都会の喧騒を忘れ、自然との調和を感じさせてくれるでしょう。