5歳で喧嘩になると手が出る…それってうちの子だけ？【パパの体験談】

こんにちは。5歳の息子を育てているパパです。 この記事は、「5歳　喧嘩　手が出る」と検索してたどり着いたあなたに向けて、実際に我が家で起きたリアルな体験談をベースに書いています。

結論から言うと—— 5歳で喧嘩のときに手が出るのは、決して珍しいことではありません。

ただし、

• 放っておいていいケース
• 今すぐ親が関わるべきケース

この2つは、はっきり分かれます。

この記事では、

• なぜ5歳児は喧嘩で手が出るのか
• 実際に我が家で起きたエピソード
• 失敗した対応・うまくいった対応
• 幼稚園・保育園との向き合い方
• 「叩く子」にならないために親ができること

を、パパ目線・体験談形式で、徹底的に深掘りします。

【体験談】5歳の息子が初めて「手を出した」と聞かされた日

それは、ある平日の夕方。 幼稚園のお迎えで、担任の先生から呼び止められました。

「今日、お友だちとの喧嘩で、手が出てしまいました」

正直、頭が真っ白になりました。

家ではそこまで乱暴なことをしない息子。 「え？あの子が？」という気持ちと、 「うちの育て方が悪かったのか…」という自責の念が、一気に押し寄せました。

これが、私が「5歳 喧嘩 手が出る」と本気で向き合うきっかけです。

5歳の子どもが喧嘩で手が出る主な理由【発達心理】

言葉より先に感情が爆発する年齢

5歳は、

言葉で気持ちを伝えられるようになってきた

でも感情のコントロールはまだ未熟

という、非常にアンバランスな時期です。

頭では「ダメ」とわかっていても、 悔しさ・怒り・悲しさが一気に来ると、 体が先に動いてしまう。

これは、発達段階としてかなり一般的です。

「負けた」「取られた」が我慢できない

5歳になると、

• 勝ち負け
• 順番
• 自分のルール

へのこだわりが一気に強くなります。

我が家の息子も、

ブロックを壊された

先に使われた

ルールを守ってもらえなかった

こうした場面で、感情が爆発していました。

—

「叩く＝性格が悪い」では絶対にない

ここ、声を大にして言いたいです。

5歳で手が出たからといって、その子が乱暴な子なわけではありません。

むしろ、

真面目

負けず嫌い

正義感が強い

こういう子ほど、手が出やすい傾向もあります。

息子もまさにそのタイプでした。

—

パパとして最初にやってしまった【失敗対応】

正直に書きます。

私は最初、完全に対応を間違えました。

感情的に叱ってしまった

家に帰ってから、

「なんで叩いたんだ！」 「手が出るのは一番ダメだろ！」

と、強い口調で責めました。

結果どうなったか。

息子は、

下を向いて黙る

「ごめんなさい」だけ繰り返す

でも、何も解決していませんでした。

なぜ「叱るだけ」では改善しないのか

5歳児にとって、

怒られる＝怖い

叩いた理由を整理する

この2つを同時にやるのは、かなり難しいです。

親が感情的になるほど、 子どもは「本音」を話さなくなります。

効果があった！パパが変えてよかった対応

① まず「気持ち」を代弁する

私は、こう言い換えました。

「それ、悔しかったんだよな」 「取られて嫌だったんだよな」

すると、息子はポロっと泣きました。

ここで初めて、 感情のガス抜きができた感覚がありました。

② 行動と気持ちは分けて伝える

「嫌だった気持ちはわかる。 でも、叩くのはダメ」

この2段構えが、想像以上に効きました。

それでも手が出てしまう…5歳児の喧嘩が続く本当の理由

ここまでで、 「気持ちを受け止める」「叱り方を変える」ことの大切さはわかってきました。

それでも、

また幼稚園で手が出た

家でも兄弟喧嘩で叩いてしまう

そんな状況が続くこともあります。

我が家も、正直そうでした。

理由① 自分の気持ちを言語化する力がまだ足りない

5歳は、

語彙は増えている

でも感情を整理する語彙はまだ少ない

という段階です。

「悔しい」「ムカつく」「ズルい」

このあたりの言葉を知らないと、 感情は“手”で表現されてしまいます。

理由② 集団生活のストレスがピーク

幼稚園・保育園では、

ルール

我慢

協調

が一気に求められます。

家ではいい子でも、 外でストレスを溜め込み、 一気に爆発することは珍しくありません。

理由③ 「ダメ」と言われすぎている

意外かもしれませんが、

「ダメ」「やめなさい」「違う」

を言われ続けている子ほど、 自己主張が“叩く”に偏ることがあります。

幼稚園・保育園から「手が出る」と言われたときの親の心構え

これは、パパとして一番しんどかった部分です。

先生に謝る＝すべて親の責任ではない

もちろん、まずは謝罪します。

でも、 「うちの育て方が悪いんです」と すべてを背負い込む必要はありません。

5歳の喧嘩は、 成長過程の一部でもあります。

先生と共有すべき3つのポイント

1. 家での様子

2. 最近の環境変化（引っ越し・弟妹・仕事）

3. どんな場面で手が出やすいか

この情報共有で、 園での声かけが変わることも多いです。

家庭で実践して効果があった具体的対策【パパ実践】

対策① 感情の言葉を増やす

我が家では、

「それは悔しいって言うんだよ」 「悲しかったんだよね」

と、毎回言語化しました。

数週間で、 息子は叩く前に 「やだった！」と言えるようになりました。

対策② 喧嘩の“予告”を教える

「叩く前に、これを言おう」

• やめて
• かして
• いやだ

この3つを繰り返し練習しました。

対策③ 落ち着くルーティンを作る

感情が爆発しやすい子ほど、

• 深呼吸
• 水を飲む
• その場を離れる

こうした逃げ道が必要です。

–

絶対にやってはいけなかったNG対応

これは、完全に反省点です。

• 「また叩いたの？」と過去を蒸し返す
• 兄弟・友達と比較する
• みんなの前で叱る

これらは、 自己肯定感を下げるだけでした。

発達障害・ADHDを疑うべき？【パパの結論】

正直、私も検索しました。

「5歳 手が出る 発達障害」

結論としては、

• 家庭と園、両方で頻発
• 指示が全く通らない
• 危険行為が止まらない

この場合は、 専門機関に相談してもいいと思います。

ただし、 喧嘩の場面だけなら、 発達特性とは限りません。

それでも不安なとき、相談してよかった場所

• 園の先生
• 市町村の子育て相談窓口
• 発達相談センター

「相談＝診断」ではありません。

親が楽になるために使っていいと、 今なら言えます。

今、同じことで悩んでいるパパ・ママへ

5歳で喧嘩して手が出る。

それは、

• 感情が育っている証拠
• 自我がしっかりしている証拠

でもあります。

大事なのは、

「叩いた事実」より 「その奥にある気持ち」を見ること。

【まとめ】5歳の喧嘩で手が出る子は、ちゃんと伸びる

我が家の息子は、 今では

「それ、やだからやめて」

と言えるようになりました。

時間はかかりました。 失敗もしました。

でも、 親が向き合った分だけ、必ず変わります。