履歴書にかけるTOEICの最低点数は600点以上、転職に必要なTOEICの点数は600点以上等、TOEICで600点は最低限必要なラインであると言われています。
実際、TOEIC点数の目安としても600点は英語で日常会話ができるレベルとされています。
600点突破に向けてまず参考書が重要になるため、オススメの参考書を紹介します。
学生時代の参考書では足りないTOEIC対策
高校生になると、総合英語の参考書や、ターゲット、データベース等の単語帳を購入するかと思いますが、これらの参考書で勉強することは得策ではありません。
勿論、英語という言語を学ぶという原則に於いては正しい選択ではありますが、TOEIC独特の言い回し、単語等があるので、TOEIC学習専用の参考書を準備すべきです。
TOEICはビジネスコミュニケーションに特化した資格なので、ビジネスに関連する英単語、フレーズが多く出てきます。
基本的な英会話のフレーズよりも踏み込んだ内容になる為、対策が必要になります。
しかも、ビジネスコミュニケーションは時代に応じて進化していくので、それに伴ってTOEICの出題内容も変わっていきます。
なので、しっかりTOEIC対策が必要になります。
1.TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
まずは、Tex加藤氏の金のフレーズ、通称「金フレ」です。
某有名英会話スクールの講師にもオススメされている単語帳です。
兎に角TOEICに出る単語に特化した単語帳で、金フレに出た単語はそのままTOEICに出ると言われています。
そのくらい重要な単語帳です。
この単語帳の構成は左ページに単語と例文、右ページにその翻訳とコメントになっています。
赤シートが付属しており、単語を赤シートで見えなくすることが可能です。
ただし、TOEICテストは英語→日本語の翻訳が必要な為、実際に学習する際は赤シートではなく別に栞等を準備し、翻訳を隠しながら使用するのが理想的です。
何度もやりこむことで、確実にTOEIC英語に慣れていきます。
付属のリスニング用音声データ活用し、リスニング力も上げていきましょう。
2.1駅1題 新TOEIC TEST文法特急1,2
花田徹也氏の「1駅1題 新TOEIC TEST文法特急」です。
第一弾と第二弾の２冊が刊行されており、どちらもオススメです。
問題の数としてはかなり少ないですが、全部覚えればTOEICの重要な文法は全て抑えられる内容になっています。
解説も当然にTOEICに特化しています。
この参考書の補助として総合英語があればより英語を深く知ることができます。
また、新書サイズの為、通勤時等の持ち運びにも便利で、スキマ時間を活用した勉強時にも活躍します。
最初はわからない問題を飛ばしながら一周し、その後精読し、内容を頭に入れます。
その後は兎に角スピードアップ出来るよう意識して解いていきます。
TOEICを受ける直前には15分弱で一周正答できるようになっておけば、本番のスピード感として十分です。
3.公式問題集
試験勉強をする上で過去問は欠かせないですが、TOEICの過去問は持ち帰りができない為、なかなか目にすることができません。
公式問題集はTOEICと同じ形式、最新のレベル感で作成されている問題集なので、本番環境に近いです。
公式問題集は正直高いので購入を躊躇しますが、最新の問題に対応するには一番の選択肢と言えます。
学生さんでどうしても高い、という場合は一度図書館にないか確認してみてください。
中古の参考書はよくない?
お金がない場合、中古で参考書買うのも一つの選択肢です。
実際、書き込みが多いため安い値段で売られていることも少なくないですから学生にとっては非常にありがたいです。
但し、中古で調達する場合、できるだけ最新の版に近いものを選んでください。
資格試験に関わる参考書は毎年新版が出ることが多いため、特に注意が必要です。
版の確認方法ですが、参考書の最終ページに奥付と呼ばれるその本のタイトル、著者、発行年月日等が書かれた部分があるので、そこを見ることで確認できます。
「平成○年 ○月○日 第△版発行」というふうに書かれています。
出来るだけ最近の年月日のものを選んで、現状の試験に対応出来るようにしましょう。
