ディズニープラスは2020年6月11日より日本でも配信が始まった、ディズニーの動画配信サービスです。
ディズニー映画は勿論、ピクサー、マーベルスタジオ、スターウォーズ作品も見れて月々700円(税抜)と、お得なサービスです。
今回はそんなディズニープラスで見ることができる、おすすめのショートムービーを紹介します。
ディズニープラスのオススメショートムービー20選
ディズニー&ピクサーのショートムービーは、どれも約10分程度で、小さい子供でも集中して最後まで見ることのできる作品が多いです。
また、ディズニー作品なので親も安心して子供に見せることができます。
中でも面白いショートムービーを紹介します。
ディズニーのクラシック短編映画
1928年の”蒸気船ウィリー”をはじめとする、ミッキー、ドナルド、グーフィー等の主要キャラクターの短編映画の中からいくつか紹介します。シリ―シンフォニーシリーズは除きます。
作成されたのが1920~1950年代ごろなので、今の時代と合わないところもあると思います。
しかし、全編手書きのフィルムで作成された短編映画群は、今見ても味わい深い、面白い作品が多いです。
大人の方は少し懐かしいと感じるものも多いんじゃないでしょうか?
イメージ的にはトムとジェリー(1940~)やルーニー・テューンズ(1930~)等のカートゥーンに近いものです。
ミッキーとあざらし(1948年)
水族館でミッキーはあざらしに餌やりをしていた。餌が無くなったのでミッキーは家に帰るが、あざらしの子供が、ミッキーの後を追って・・・。
Wikipediaより
ミッキーの短編映画シリーズとしては比較的新しい作品です。ミッキーとあざらしのかわいらしい寸劇が展開します。
この短編の監督チャールズ・オーガスト・ニコルズはピノキオ(1940)で作画を務めています。
彼が監督した”ドナルドのグランドキャニオン旅行”もオススメですが、残念ながら現状ディズニープラスで配信されていません。
ミッキーの魔術師(1937年)
とある劇場でマジックショーが開かれていた。舞台天井裏ではグーフィーが照明チェックをしており万全な体制を整えていた。チェックは完了し、いざショーの始まりである。音楽と共に魔術師・ミッキーマウスが登場し、まずミッキーはシルクハットと杖を使って2つをテーブルにするマジックを、次にマントを鳥にするマジックを披露。観客は大拍手だったが、1人ドナルドダックは不平不満でいた。
Wikipediaより
ミッキーの魔術師は、日本テレビ系で放送されていた”ミッキーマウスとドナルドダック(1984~1985)”やWOWOWで放送されていた”ミッキーとドナルド”のOPにも使われていた作品です。
ミッキー、ドナルド、グーフィーのトリオが登場しますが、メインはミッキーとドナルドです。予想外で目まぐるしい展開なので、大人が見ても楽しいアニメ映画です。
この作品の頃、ドナルドの人気はミッキーをしのぐほどであったと言われています。その後、1940年のファンタジアでミッキーは人気を取り返します。
ミッキーのドキドキ汽車旅行(1940)
愛犬プルートをトランクに隠し、ミッキーが汽車に乗り込むことでストーリーが展開します。プルートを発見し、追い出そうとするピートとミッキーの戦いを描いています。
汽車から降ろされないようにミッキーが様々な試行錯誤を凝らすのが見どころです。
この作品でメガホンを取ったクライド・ジェロニミは、シンデレラ、ピーターパン、101匹わんちゃんなどの長編アニメーション作品の監督も務めています。
ミッキーの移動住宅(1938年)
ミッキー、ドナルド、グーフィーの3人はトレーラーハウスで暮らしている。ミッキーはコック、グーフィーは牽引車の運転手とそれぞれ仕事をしているのにドナルドは眠っているだけの怠け者。優雅な背景絵は自前で用意、水や食料は道端の滝や畑から拝借するという悠々自適の生活を送る。
Wikipediaより
ミッキーの移動住宅も、ミッキー、ドナルド、グーフィーのトリオで展開する作品です。
前半は穏やかな休暇を楽しむ3人ですが、途中からへまをし、予想外の展開になります。
個人的にはグーフィーの歌がお気に入りです(笑)
クライド・ジェロニミが作画を務めた作品です。
ミッキーの誕生日
今日はミッキーの誕生日。ミッキーを驚かそうとみんなは部屋の中に隠れ、入ってきたミッキーがミニーに挨拶をしてキスを迫ろうとした瞬間、一斉に飛び出してお祝いの言葉をかける。
Wikipediaより
ミッキーの誕生会ということで、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルド、グーフィー、プルートは勿論、クララ・クラック等の準レギュラーキャラクターも登場する作品です。
もちろん一筋縄にはいきませんよね(笑)
ちなみにミッキーの誕生日は、蒸気船ウィリーが公開された1928年11月18日(日)です。
ドナルドのお料理(1941年)
ある日、ドナルドはお料理の本を読みながら、料理の写真を接着剤で貼り付けていた。と、そこへラジオの音楽が聞こえた。料理番組「ダックおばさんのクッキング」が始まったのである。「あなたもワッフルを作りませんか?」とラジオから聞こえる。
Wikipediaより
ドナルドVSワッフルの構図の作品です。怒りっぽいドナルドがついに料理に対して怒ってしまいます。(当然自業自得ですが)
自分がアヒルであることを認識してるんですね。そりゃそうか(笑)
ドナルドのめざまし時計(1941年)
明日は早起きしなくちゃと意気込み、ベッドに入るドナルド。しかし、目覚まし時計の音で思うように眠れずにいた。目覚まし時計を壊したが、今度はベッドが変形し、眠れずにいる。最後に、ドナルドは時計の音でベッドが壊れ、不機嫌になる。
Wikipediaより
今回はドナルドVS目覚まし時計(及びベッド)です。ついに無機物にも怒り出すドナルド。ただただ怒っているんですが、なんかかわいらしいんですよね、ドナルドって。
ドナルドは冒頭、ロッカバイベイベーをうたいながら床に就きます。
ドナルドのゴルフデー(1938年)
天気は快晴、絶好のゴルフ日和。ドライバーを持ってやってきたご機嫌のドナルド。キャディのヒューイ、デューイ、ルーイにティーを整えてもらいティーショットを打とうとするドナルドだったが、近くの木にいる鳥の鳴き声に集中力を乱され鳥を怒り出す。そんな様子を甥っ子たちは面白がり、ドナルドの邪魔を始める。
Wikipedia
ドナルドVSヒューイ、デューイ、ルーイ。
ドナルドは、甥っ子の三兄弟、ヒューイ、デューイ、ルーイを引き連れてゴルフに行くのですが、甥っ子らのいたずらに振り回されて怒り出します。
怒っているけど決して手をあげない(?)あたり、ドナルドは優しいおじさんなんですね。
ドナルドのダンス大好き(1940年)
おしゃれをして恋人のデイジーの家に遊びに行こうとするドナルドだが、甥のヒューイ・デューイ・ルーイたちが付いてきてしまう。連れて行くふりをして甥たちを部屋に閉じ込め、デイジーの家に行くドナルドだが部屋から脱出した甥たちが先回りしていた。
Wikipediaより
ドナルドの恋人、デイジーが登場する話です。
今回もヒューイ、デューイ、ルーイにいたずらされ怒り出すドナルドですが、結果的にデイジーにキスされハッピーエンドを迎えます。
ドナルドのゴルフデー同様、ジャック・キングがメガホンを取った作品です。
グーフィーのスキー教室(1941年)
グーフィーがスキーに挑戦する様子をナレーションが解説をするだけの作品です。
しかし、歴史的な作品でもあります。
グーフィーの独特な叫び声が最初に採用された作品がこのスキー教室だからです。
グライダー、乗馬に続き、三作目の〇〇教室シリーズになります。この教室シリーズは好みが分かれると思います。(ちなみに僕は幼少期あまり好きではなかった覚えがあります)
リスの雪かき(1951年)
ドナルドの家の庭で生活するチップとデールですが、ドナルドが彼らに雪かきをさせたことをきっかけにけんかが始まります。
最初は怒っていただけのチップとデールでしたが、だんだん目的がポップコーンに代わっていき、結果的にポップコーンを大量に手にします。
ドナルドVSチップとデールのシリーズは人気が高いです。
リスの住宅難(1947年)
寒さで眠れずにいたドナルドが暖炉のための薪を探していたところ、ちょうどいい古木を見つける。しかし、その古木はチップとデールが冬を越すための家でもあったのだ。
Wikipediaより
初めて「チップとデール」の名前が使われた作品です。それまでは名もないキャラクターだったんですね。ちなみにチップとデールの名前は、家具デザイナーのトーマス・チッペンデールが由来となっています。
チップとデールは兄弟などではなく、あくまで親友という設定になっています。
チップ | デール | |
---|---|---|
鼻の形状 | 三角形 | 楕円 |
鼻の色 | 黒 | 茶色(赤) |
前歯 | 中央に2本 | 離れて2本 |
目 | ぱっちり | 半開き |
前髪 | なし | 短めでぼさぼさ |
身体の色 | 濃いめの茶色 | 明るい茶色 |
リスの食糧難(1949年)
ピーナッツバター販売店を開くことになったドナルドは、足りなくなった材料のナッツを手に入れる為にチップとデールの食料を全部奪ってしまう。
チップとデールのかわいらしさがさく裂する作品です。この作品でもドナルドとけんかします。
リスの汽車ごっこ(1951年)
趣味の鉄道模型の建設を進めるドナルドはレイアウト内に規格外の大木があることを見つけ、撤去する。しかしそれはチップとデールの家でもあった。家を取られたチップとデールは木を取り戻すために奮闘するが…。
Wikipediaより
一番かわいいチップとデールが見られる作品です。ノリツッコミ的な展開も面白いです。ドナルドは趣味にどんだけ金かけてんだよって思ってしまいます。まぁ一応水兵の設定だった(はず)ので、多少余裕はあるのかもしれないですね(笑)
ドナルドとチップとデールが和解するという異質の作品です。
プルートのありがた迷惑(1949年)
ミニーマウスがプルートの為にセーターを編んであげる。プルートは何が何でも脱ごうとする。脱ごうと躍起になったプルートは濡らして縮ませてしまう。悲惨な姿となったセーターを見てミニーは取り乱すが、フィガロにピッタリのサイズだと気が付く。
Disney+より
プルートとミニーマウスと猫のフィガロが登場する作品です。ミッキーの愛犬プルートと、ミニーの愛猫フィガロはライバル関係にあります。この作品ではプルートはミニーの飼い犬となっています。他の作品では、ドナルドやグーフィーが飼うパターンもあります。
フィガロは、長編作品「ピノキオ」にもゼペット爺さんの猫として登場します。
このおはなしの教訓は、最後に笑う者が最もよく笑うというイギリスのことわざにあります。
プルートの救助犬
プルートが雪国での救助犬として登場します。
パトロールしているとアザラシの赤ちゃんと遭遇し、プルートに遊んでもらいたい赤ちゃんとプルートがもつれていると、結局救助される側になってしまいます。
ミッキーとアザラシの時と同様、かわいいアザラシが登場するお話です。
ピクサー短編作品
ピクサー短編の中からおすすめの4作品を紹介します。
ピクサーの短編はどちらかというと大人向けの、社会問題を取り扱ったようなものが多いです。
心をつむいで(2018年)
スーツ姿の白人男性ばかりの職場にピンク色の“毛糸玉” パールが入社、彼女は自分のスタイルを捨ててまで彼らに馴染もうとするが…。
ピクサーが抱えるアーティストやディレクターの養成を目的とした新たなプログラム、スパークスとして発表された最初の3作品『心をつむいで』『ハイタッチ』『猫とピットブル』のうちの一つです。
人種差別・女性差別を表現しているため、子どもには難しいかもしれないですが、大人に刺さる作品です。
監督ののクリステン・レスターが、「最初の職場で女性は私だけだった。だから、やりたい仕事をするために、私はみんなの一員になった。そしてピクサーに来て、女性と一緒に働くようになって、今までどれほど女性としての自分を殺していたのかに気がついた」と語っており、そのクリステンの実体験を基に描かれています。
宙を舞う(2019)
こちらもスパークスシリーズの第四作目です。
制作したクリシー・カババはこの宙に舞う、を「親になること、そしてあなたが子供を持つ親として経験する闘争についての強力な物語」と説明しています。
宙に浮く能力を持つ息子がいる父親の葛藤を描いた作品です。
bao(2018)
baoは、肉まんに手足が生えて命がやどり、中国人女性と母と子の関係になっていくというストーリーです。映画「インクレディブル・ファミリー」と同時公開された「家族」がテーマの短編映画です。
この映画は、第91回アカデミー賞で最優秀アニメーションショートフィルムのオスカーを受賞しました。
ひな鳥の冒険(2016)
浜辺に住むシギの雛は、臆病のあまり食糧の貝を海に取りに行く事も出来ずにいた。空腹状態の雛は食糧を求めて海に行くも、波を恐れ逃げてしまう。 そんな中、雛は浜辺にいたヤドカリの子供に出会う。ヤドカリに着いて行くのに夢中になった雛は、波が押し寄せてきている事に気づかず、誤って波に飲まれてしまう。
Wikipediaより
ファインディングドリーと同時公開された短編映画です。ひな鳥が育っていくスト―リーは勿論ですが、ピクサーが描く自然の描写も美しい作品です。
水の表現、羽毛の表現、砂の表現など、注目すべきシーンがたくさんあり、オススメです。ファインディングドリーでも水の表現が素晴らしいので是非チェックしてみてください。
ディズニーのオススメショートムービー20選|まとめ
いかがでしたでしょうか。20作品を選びましたが、どれも10分弱の短編なので、すぐに見れると思います。どれも面白いので是非見てみてください。
Disney+の海外版ではすでに800タイトル以上配信されているので、日本版もこれからタイトル数が増えていくと思われます。これからもディズニープラスの配信が楽しみですね。
今回は、以上です。
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