貸金業務取扱主任者とは?
貸金業務取扱主任者とは、改正貸金業法の適切な運用を目的として定められた国家資格です。
役割としては以下の内容になります。
貸金業務取扱主任者は「当該営業所又は事務所において、貸金業の業務に従事する使用人その他の従業者に、貸金業に関する法令の規定を遵守して、貸金業の業務を適正に実施するために必要なものを行わせるための助言又は指導を行う」とされ、いわゆるコンプライアンスオフィサーとしての役割を求められている。
Wikipediaより
貸金業(消費者金融等)に係る国家資格です。
改正前の貸金業法では、出資法と利息制限法によって異なる上限金利が定められており、
その間の金利帯(グレーゾーン金利)で多くの貸金業者は貸し付けていました。
しかし、2006年に改正され、利息制限法の20.0%に統一されました。
そのことにより、2006年以前の取引に遡って金利を引き直すことにより、所謂「過払い金」が発生するようになりました。
この、改正後の貸金業法を適正に運用するための資格になります。
おすすめサイト3選
貸金業務取扱主任者.com
まずはこのサイトです。
貸金業務取扱主任者試験の問題集・テキストも書いている田村誠氏が
運営しているサイトで、基本的な内容、過去問、予想問題が解説とともに
わかりやすく記載されています。
ただし問題によっては問題集を買わないと解けない・解説が見れない状態になっているので
注意が必要です。
別記事でも紹介していますが、田村誠氏のテキスト・問題集は使用しやすい為、このサイトを見て気になったら購入するのも一つの手です。サイトとテキストがリンクしている点もポイントが高いです。
貸金業どっとこむ
こちらはシンプルに過去問と解説の記載があるサイトです。
問題が歯抜けになって居たりはしないので、
過去問を通しで解くにはちょうど良いです。
WEBで無料学習!貸金業務取扱主任者 解説付き過去問題集
3つ目はこちらです。
残念ながら平成25年から28年の分しかありませんが、
サイトの無駄が少ないので、動きは軽いです。
貸金業務取扱主任者試験はニッチなので、
なかなかこういった勉強用のサイトが少ないのが現状です。
ただ、法律自体が新しいこともあり、そんなに頻繁に変わることもないので(注:2020年度は民法改正あり)
過去問をしっかりやっていれば、十分合格に届く内容かと思います。
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