はじめに|5歳育児が一番しんどかった僕の話
こんにちは。5歳と4歳の男の子を育てているごく普通のパパです。正直に言います。5歳って、めちゃくちゃ大変じゃないですか?
- 言い訳が増える
- すぐ怒る
- 約束を守らない
- 兄弟げんかで手が出る
僕は毎日のように怒鳴っていました。「何回言ったら分かるんや…」自己嫌悪の繰り返し。そんな時に出会ったのが Alfred Adler(アルフレッド・アドラー) の心理学でした。
この記事では、
・5歳の子どもにアドラー心理学は使えるのか?
・実際に家庭で試したリアルな体験談
・うまくいったこと、失敗したこと
・怒らない育児は本当に可能なのか
を、パパ目線で包み隠さず書いていきます。
5歳の子どもは「問題児」じゃない
まず最初に大きく考え方が変わったポイント。アドラー心理学ではこう考えます。
子どもの行動にはすべて“目的”があるつまり、癇癪反抗わがままふざけるこれ全部「意味のない困った行動」じゃない。
最初これ聞いた時、「いやいや、ただワガママなだけやろ…」って思いました。
でも観察してみると本当でした。
【実体験】息子の癇癪の“目的”が分かった瞬間
ある日、5歳の長男がスーパーで寝転んで大暴れ。理由は「お菓子を買ってもらえなかった」。以前の僕なら、「いい加減にしろ!」と怒鳴って終了。でもその日は違いました。
アドラー的に考えてみたんです。この行動の目的は?答えは明確でした。
👉「注目されたい」試しにしゃがんで目線を合わせ、「そっか、悔しかったんやな」と言うと…ピタッと泣き止みました。
正直、鳥肌立ちました。
アドラー心理学が5歳育児と相性抜群な理由
理由は3つあります。
① 叱らない
アドラーは「罰」や「脅し」を否定します。
5歳って叱っても一時的に止まるだけ。
根本は何も変わりません。
② 課題の分離ができる
これ超重要。
「それ誰の問題?」
・宿題をしない → 子どもの課題
・忘れ物をする → 子どもの課題
親は管理者じゃない。最初は怖かったですが、任せることで責任感が育ちました。
③ 勇気づけが中心=褒めない。
代わりに、「助かったよ」「ありがとう」「一緒にできて嬉しい」これだけ。
自己肯定感の伸び方が全然違います。
5歳の「言うことを聞かない」は成長の証
検索すると
・5歳 言うこと聞かない
・5歳 反抗期
・5歳 癇癪
めちゃくちゃ出てきますよね。でもこれ全部、 自立し始めているサインなんです。
アドラー的には、「支配」ではなく「横の関係」親も子も対等。
これを意識しただけで家庭の空気が激変しました。
僕が実際にやめた3つのこと
① 命令「早くしなさい」完全に封印。代わりに「何時に出たいと思う?」
② 比較「弟はできてるのに」これ最悪でした…。
③ ご褒美シール、ご褒美制度、全部撤廃。外発的動機は長続きしません。
【失敗談】最初は全然うまくいかなかった
正直に言うと、最初の2週間は地獄でした。
・舐められた
・調子に乗った
・余計に暴れた
何度も「もう無理」って思いました。でも3週間目くらいから、明らかに変化が出始めました。
- 自分から片付ける
- 弟を気遣う
- 謝れるようになる
マジで別人です。5歳にアドラー心理学を使う時の注意点完璧を目指さないこと。
僕も今でも怒ります。大事なのは、「戻る」こと。失敗しても立て直せばOK。
兄弟げんかで「手が出る」5歳へのアドラー式対応
うちも毎日あります。
- おもちゃの取り合い
- 順番の奪い合い
- 突然のパンチ
正直、親のメンタル削られますよね…。
以前の僕は、「叩いたらあかん!」と即ブチ切れていました。でもアドラー心理学を知ってからは、対応を変えました。
やったことはたった2つ
① まず止める(安全確保)
② 感情を代弁する
例えばこんな感じ。
「止めよう。ケガするからね」
「悔しかったんやな。先に使いたかったんやろ?」
これだけ。説教ゼロ。
すると不思議なことに、5歳の長男が自分から「ごめん」と言うようになりました。
「叱らない=甘やかし」ではなかった
ここ、よく誤解されます。
アドラーは放任ではありません。
- 危険なことは止める
- ルールは決める
- 感情は受け止める
この3点は絶対。ただし、人格を否定しない。
行動だけを見る。
これが最大の違いでした。
5歳の「言い訳ばかり」は正常です
「だって〜」「ぼくじゃない」「弟が先」もう毎日ですよね(笑)
これもアドラー的には、👉 自分を守ろうとしているだけ。
責めるより、「そう思ったんやな」と一回受け止める。
その後で、「次どうする?」これでOK。
実際に効果があった声かけテンプレ集我が家で使っているリアルなフレーズです。
朝の支度が遅い時
❌「早くしなさい!」
⬇
⭕「何時に出たい?」
片付けない時
❌「片付けなさい!」
⬇
⭕「どこからやる?」
失敗した時
❌「だから言ったやろ」
⬇
⭕「次どうする?」
甘えてくる時
⭕「頼ってくれて嬉しい」
「褒めない育児」に最初は戸惑った
正直、「褒めないって大丈夫?」って思いました。でもアドラーでは、褒める=上下関係と考えます。
代わりに使うのが「承認」。
例えば、「すごいね」ではなく「助かったよ」「一緒にできて嬉しい」これだけで、子どもの目がキラッとします。
僕自身が一番変わったこれが一番大きいです。以前の僕は、
・イライラ
・完璧主義
・コントロール型
完全なダメ親父でした。アドラー心理学を学んでから、「子どもは別人格」と本当に思えるようになった。
すると不思議と、仕事のストレスも減りました。
アドラー心理学を学ぶきっかけになった本
もし興味があればですが、僕は 嫌われる勇気 から入りました。
正直、最初は難しいです。でも育児に当てはめると、「あ、これや」って腑に落ちます。
5歳育児 × アドラー心理学 Q&A
Q. 言うことを全く聞かなくなりませんか?
最初はなります(笑)
でも3週間くらいで落ち着きました。支配がなくなると、協力関係になります。
Q. 保育園や学校とズレません?
ズレます。
でも家庭は「安心基地」。外で頑張れるのは、家で受け入れられているからです。
Q. パパでもできますか?
できます。むしろパパこそ効果大。「怒る役」から卒業できます。
まとめ|5歳に必要なのは「正しさ」より「つながり」
最後に。アドラー心理学を取り入れて感じたこと。5歳の子どもは、言うことを聞かない存在じゃない。
困っている存在。
親が上に立つのではなく、横に座る。
それだけで、
・癇癪が減り
・自己肯定感が育ち
・親も楽になる
完璧じゃなくていい。怒ってもいい。戻ればいい。
同じように悩んでいるパパ・ママの参考になれば嬉しいです。

